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Fender Japan ’72 Telecaster Thinline

Fender Japan ’72 TELECASTER THINLINE

主な仕様

・ Uシェイプ・メイプルネック&指板
・ ヴィンテージスタイルの細いフレット(21フレット)
・ アッシュのセミホロウボディ
・ ハムバッカー2基搭載

という当時のスペックを再現したモデルはUSAとジャパンからは「Fender Japan TN72」としてリリースされています。USA版のピックアップは「ワイドレンジ・ピックアップ」となっています。

Fender Telecaster Thinline(フェンダー・テレキャスター・シンライン)は、エレキギターの更なる軽量化を目指し、1969年にリリースされました。ボディ材をバック側からくりぬき板で蓋をするという構造とトップのFホール以外、形状やピックアップなどは普通のテレキャスターとあまりかわらない楽器でしたが、フェンダー史上初めてマホガニーがボディ材に採用された機種です。

1972年には、アッシュボディでギブソンから移籍したピックアップ設計者の開発した2基のハムバッカーを搭載したモデルに仕様変更し、同時期に発表されたテレキャスター・カスタムと共に、1981年まで生産されました。

現在リリースされているテレキャスター・シンラインは、この69年式と72年式のリイシュー(=再生産)を基調としています。

特徴

テレキャスターのボディを裏側からくりぬき、板を貼って塞いでいます。ピックアップを収めるボディ中心は残し、1弦側と6弦側をくりぬいているのでセミアコと同じ構造だということができます。また6弦側にはFホールが空けられており、ルックス上の大きなポイントになっています。

ギブソンのセミアコよりもボディサイズが小さいことから、他のセミアコよりもハウリングが起こりにくいのがアドバンテージですが、普通のテレキャスターよりはハウリングしやすくなっていますので、油断は禁物です。

重量的には木材の個体差がありますが、普通のテレキャスターがだいたい3.7キロ程度であるのに対して、だいたい3.4キロほどになるようです。3キロを下回る個体もあるようですが、あまり軽いと立って弾く際にヘッド落ちすることがあります。また一方で、比重の重いアッシュ材ボディのシンラインよりも軽量なバスウッドのテレキャスターの方が軽い場合もあります。

ピックアップ

72年式には「ワイドレンジ・ハムバッカー」と言われるピックアップが二つ搭載されています。これはギブソンから移籍したハムバッカーピックアップの開発者、セス・ラバー氏がフェンダー用に新たに開発したものです。氏は、「フェンダーギターのサウンドはナチュラルでブライトなサウンドが特徴だ」と考えており、通常のハムバッカーよりも高音域が豊かにアウトプットされる、ギブソンとは一線を画すハムバッカーを考案したのだと言われています。

72年式のモデルでもこのワイドレンジハムバッカーではない、普通のハムバッカーがマウントされていることがあります。購入を検討する際には、仕様の確認がお勧めです。

但し、フロントもリアも同じピックアップが使われているので、ポールピースが弦から外れるのはごく普通の仕様です(フェンダージャパンのギターでもこの仕様を踏襲しています)。こういう大雑把なところが俗に言う「アメリカ人の仕事」というやつで、メイドインUSAの魅力として捕らえるべきだと考えられています。

サウンド

69年式、72年式ともに、テレキャスター特有のソリッドなアタックとコシの強い弦振動に、ホロウボディが生み出すエアー感が加わった独特のサウンドになります。複雑な倍音を含んだ、ふくよかで甘いトーンと称されますが、他のセミアコよりもボディが小さい分、得られるエアー感はそれほど際立ったものではありません。若干甘い、また丸いニュアンスが加わるくらいに思っておくのがいいでしょう。

リアで歪ませるとパワフルなドライブ感が得られ、太くても重過ぎない印象、フロントではマウント方法の違いも手伝い、甘く澄んだ印象のサウンドです。楽器本体の音(いわゆる生音)は大きくなりますので、アンプにつながない練習がやりやすくなります。

My Guitar Collection からの外観画像

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