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第55回 『コンサート・フォー・ジョージ』エリック・クラプトン他

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2015061700034_1 2001年の晩秋、エリック・クラプトンが大規模なワールド・ツアーの締めくくりとして日本各地を回っていたとき、ジョージ・ハリスンが亡くなっている。長くコンサート活動から離れていたジョージをきちんとした形でステージに立たせることを目標に(そして、彼自身が悲劇から立ち直るために)行なわれた91年の日本公演から、ちょうど10年後のことだった。

 正確には11月29日。「ロサンゼルスの友人宅で」ということだから、30日に武道館のステージに立ったときには、もう知っていたはずだ。僕が知るかぎり、親友の訃報について語ることはなかったようだが、それにしても、なんて劇的な人生なのだろう。自身の古希を祝うロイヤル・アルバート・ホールでの連続公演(2015年5月)の直前には、ご存知のとおり、師匠=B.B.キングが亡くなっているのだ。

 翌02年の春ごろ、ジョージの妻オリヴィアや共通の友人でもあった出版人ブライアン・ロイランスらと話すうち、メモリアル・コンサートの構想が固まっていったという。『24ナイツ』のスペシャル・ボックスも手がけているロイランスからは「君がやるしかない」といわれ、結局、クラプトンは音楽監督を引き受けることとなった。そして、死去からちょうど1年後の2002年11月29日、ジョージと関わりのあった多くのミュージシャンたちによるコンサートがロイヤル・アルバート・ホールで行なわれたのだった。

 タイトルは『コンサート・フォー・ジョージ』。いうまでもなくコンサート・フォー・バングラデシュのイメージと重なるものであり、その71年夏の歴史的イベント同様、インド音楽セクションで幕を開けている。ラヴィ・シャンカールと娘のアヌーシュカ(ノラ・ジョーンズの異母妹)を中心に展開されていくのだが、クラプトンも終盤、アコースティック・ギターで参加。あくまでも彼らしいフレージングでインドの旋律も聞かせている。

 インターミッションのあと、ジョージが愛したモンティ・バイソンのコーナーがあり、コンサート後半がスタート。息子ダーニ・ハリスン、クラプトン、ジェフ・リン、ジム・ケルトナー、レイ・クーパー、アンディ・フェアウェザー・ロウ、アルバート・リー、ジュールズ・ホランドらによるバンドを核に、ジョージが書いた名曲がつぎつぎと歌われていく。トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ビリー・プレストン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターも参加。ポールとエリックが絶妙なハーモニーを聞かせる《サムシング》や《ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・フィープス》など、多くのドラマを残した。

 翌03年秋に相次いでリリースされた2枚組ライヴ・アルバムと映像版で音をまとめたのは、トラヴェリング・ウィルベリーズのバンド・メイトでもあったジェフ・リン。グラミー賞も獲得した映像版は、同時期、日本青年館で特別公開され、来日中だったクラプトンも参加している。

ページ制作にあたっての言い訳

まずもって、この個人作成のページは dot. に掲載されたものを、”無断(転載)掲載する記事”であることをお断りしておきます。
私は Eric Clapton のファンであり、1960年代より個人的趣味で音楽を楽しんできた一人として、非常に貴重な資料と思い私の拙いウェブサイトの一角に記したいと思い「無断転載」をしました。著者であります大友氏、関係各位の了承は得てありませんが、日本でも有名なロック・アーティスト … エリック・クラプトンを広く多くの方々の記憶に留めて欲しくてこのようなページを作りました。
非常に第1回〜62回と”長編掲載”になりますが、多くの方にお楽しみ頂ければ幸いです。

プロフィール

大友 博(おおとも・ひろし)
1953年東京都生まれ。早大卒。音楽ライター。会社員、雑誌編集者をへて84年からフリー。米英のロック、ブルース音楽を中心に執筆。並行して洋楽関連番組の構成も担当。ニール・ヤングには『グリーンデイル』映画版完成後、LAでインタビューしている。著書に、『エリック・クラプトン』(光文社新書)、『この50枚から始めるロック入門』(西田浩ほかとの共編著、中公新書ラクレ)など。

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