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第16回 『グッバイ』クリーム

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2014090300023_1 ライヴ録音3曲、スタジオ録音3曲の計6曲で構成されたクリームの最終アルバム『グッバイ』のリリースは1969年2月上旬。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでその活動に終止符を打ってから、約2カ月後のことだった。

 前者は、スキップ・ジェイムスの《アイム・ソー・グラッド》、ジャック・ブルース/ピート・ブラウンの《ポリティシャン》、ハウリン・ウルフの《シッティング・オン・トップ・オブ・ザ・ワールド》。録音は、フェアウェル・ツアー8日目の10月19日、ロサンゼルスのザ・フォーラムで行なわれた。9分近いロング・ヴァージョンとなった《アイム・ソー・グラッド》が顕著だが、エリック・クラプトンがソロを弾いているあいだ、ブルースとジンジャー・ベイカーもほぼソロに近い演奏で彼に挑みかかり、まさに果たし合いのようなパフォーマンスが展開されている。

 後者は、クラプトンの《バッジ》、ブルースの《ドゥーイング・ザット・スクラップヤード・シング》、ベイカーの《ホワット・ア・ブリングダウン》(のちに《エニィワン・フォー・テニス》も追加)。録音は解散ツアー直前にロンドンで行なわれていて、3人が残していった音源をフェリックス・パパラルディがなんとかまとめ上げたということだったようだ(このあとマウンテンを結成する彼は、ベースやメロトロンなど演奏面でも貢献している)。

 どことなく寂しさの漂うアルバムであるが、誰よりもクリームの呪縛から逃れたいと思っていたクラプトンに関していうと、『グッバイ』は、これ以降しばしばライヴで取り上げられることになる《バッジ》を収めた作品という意味も持っている。《ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス》の返礼ということでもあったのか、ジョージ・ハリスンが作曲を手伝い、ルアンジェロ・ミステリオーゾの名前でギターも弾いた曲だ。ソングライターとしての成長のあとを示した曲でもあったわけだが、『グッバイ』収録のヴァージョンは、残念ながら、2:40ぐらいで、呆気なく終わってしまう。

ページ制作にあたっての言い訳

まずもって、この個人作成のページは dot. に掲載されたものを、”無断(転載)掲載する記事”であることをお断りしておきます。
私は Eric Clapton のファンであり、1960年代より個人的趣味で音楽を楽しんできた一人として、非常に貴重な資料と思い私の拙いウェブサイトの一角に記したいと思い「無断転載」をしました。著者であります大友氏、関係各位の了承は得てありませんが、日本でも有名なロック・アーティスト … エリック・クラプトンを広く多くの方々の記憶に留めて欲しくてこのようなページを作りました。
非常に第1回〜62回と”長編掲載”になりますが、多くの方にお楽しみ頂ければ幸いです。

プロフィール

大友 博(おおとも・ひろし)
1953年東京都生まれ。早大卒。音楽ライター。会社員、雑誌編集者をへて84年からフリー。米英のロック、ブルース音楽を中心に執筆。並行して洋楽関連番組の構成も担当。ニール・ヤングには『グリーンデイル』映画版完成後、LAでインタビューしている。著書に、『エリック・クラプトン』(光文社新書)、『この50枚から始めるロック入門』(西田浩ほかとの共編著、中公新書ラクレ)など。

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